第11回マスターコース修了論文集


いかにして組合員に組合の必要性を高められるか
―組合員の組合離れなのか 組合の組合員離れなのか―

竹内 啓喜(情報労連・通建連合・協和エクシオ労働組合)

<論文の概要>

 自組織において自分の興味がある事だけは強く主張するが、それ以外は我関せずといったような組合員が多く見受けられるようになってきた。このような状況が全国的に波及してしまうと組織の崩壊につながりかねない。こういう状況から脱却するには今組合員が何を考えているかを把握し、その結果を過去の慣習といった一面的ではなく多面的に考察した結果に基づいた活動をすることが必要であると考える。自組織組合員全員と同業他労組組合員に意識調査アンケート協力について要請し、得られた結果を多面的に考察して、これからの労働組合が目指す方向を決定することとしたい。

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