連合新書シリーズ
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                連合新書23 ものがたり 現代労働運動史3  目次- 第1章 厳しい雇用情勢のもとでの労働組合
- 第2章 ニュー連合の模索
- 第3章 多様な労働運動への展開
- 第4章 小泉内閣の政治と規制改革への対応
- 第5章 民主党の躍進と労働運動
- 第6章 労働運動のつぎの時代に向けて
- 終章 社会運動の広がりから政権交代へ
- 【付録】インタビュー「連合よ、いまこそ労働者を見よ 存在感を高めるには」高木郁郎さんに聞く
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                企業再編と労働組合  目次- 序 企業再編と労働組合
- 12の事例-経営破綻、買収から組織統合まで
- A 破綻、更生そして外資による再建
- B 労使二人三脚の本業回帰
- C リストラ、賃下げ、そしてTOB
- D 対等合併と労働組合
- E ハゲタカ・ファンドによる略奪
- F 外資による買収、日本人による経営
- G 組合合併―親会社による吸収
- H 外資による買収と国際競争
- I 事業譲渡と外資
- J 日本企業による買収と強い労働組合
- K 労働組合と社員会
- L 組合合併と組合政策の転換
 
- 何を学ぶか
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                地域から変える-地域労働運動への期待-  目次- 第Ⅰ部[分析編]
- 第1章 地域で顔を見せる運動と「静かな革命」
- 第2章 結束を強める
- 第3章 力を高める
- 第4章 地域から変える
- 第5章 地域労働運動の可能性
 
- 第Ⅱ部 [事例調査編]
- 第1章 鶴岡田川地域協議会
- 第2章 外房地域協議会
- 第3章 中濃地域協議会
- 第4章 尾張中地域協議会
- 第5章 津地域協議会
- 第6章 福山地域協議会
- 第7章 京築田川地域協議会
 
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- 第Ⅰ部[分析編]
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                連合新書22 ものがたり 現代労働運動史2  目次- 第1章 細川連立政権の成立と挫折
- 第2章 村山内閣のもとで
- 第3章 ネオ・リベラルへの道
- 第4章 社会システムの変化の時代へ
- 第5章 ベア・ゼロの時代へ
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                連合新書21 アジア太平洋の労働運動~連帯と前進の記録  目次- 第1章 国際労働運動について
- 第2章 各国労働運動の課題と挑戦 インドネシア/ネパール/ミャンマー/カンボジア/中国/アラブ諸国
- 第3章 連帯を国際化しよう
- 第4章 ICFTUからITUCへ
- 終章 連帯と統一-前進への道
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                壁を壊す〈新装版〉〜非正規を仲間に〜  ※内容は2009年刊行「壁を壊す」と同じです。 目次- 第一章 自分のために
- 第二章 危機の察知
- 第三章 異論と説得
- 第四章 組織化の実際
- 第五章 壁の崩壊
- 「壁を壊す」チェック・シート
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                連合新書20 ものがたり 現代労働運動史1  目次- 第1章 連合の結成
- 第2章 大きく変わる世界と日本
- 第3章 連合最初の春闘と総選挙
- 第4章 国民運動の展開と6つの争議
- 第5章 湾岸戦争のなかで
- 第6章 労働組合組織の変化
- 第7章 連合第2回大会からPKO国会へ
- 第8章 衆議院選挙と不況下の春闘
- 第9章 細川連立政権への道
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                連合新書19〈増補改訂版〉「共助と連帯」  「働くことを軸とする安心社会」の実現には、「共助」の機能を自ら強めるとともに、ネットワークによる「連帯」へとさらに一歩を踏み出すことが不可欠である。 
 (本書「刊行のことば」より)目次- 序 章 課題と要約
- 第1章 現代と労働者自主福祉
- 第2章 労働者自主福祉の担い手
- 第3章 「共助」から「連帯」へ――日本内外の先駆的事例
- 補 章 労働者自主福祉の歴史
- 終 章 地域で「新しい公共」を担う――「労働者自主福祉」がめざすもの
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                連合新書18「地域を繋ぐ」  目次- 序 静かな革命
- 第1章 地協強化への道のり
- 第2章 地方からの改革
- 第3章 内側に顔が見える
- 第4章 外側に顔が見える
- 結び 革命の果実
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                連合新書17「共助と連帯」 ※ 在庫なし  古賀伸明 連合会長/Rengoアカデミー校長 推薦! 
 ひとびとが支え合う「ぬくもり」のある社会の再生を。
 地域にひらかれた支え合いシステムとしての労働者自主福祉の
 新たな役割に光をあてた本書を推薦します。目次- 序 章 課題と要約
- 第1章 現代と労働者自主福祉
- 第2章 労働者自主福祉の担い手
- 第3章 地域で新しい公共空間をつくる
- 第4章 日本と海外における労働者自主福祉の先駆的活動事例
- 終 章 労働者自主福祉の展望
 
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                連合新書16「壁を壊す」 ※ 在庫なし  目次- 第1章 自分のために
- 第2章 危機の察知
- 第3章 異論と説得
- 第4章 組織化の実際
- 第5章 壁の崩壊
 
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                労働者福祉論-社会政策の原理と現代的課題-<総論>  目次- はじめに
- 第1章 労働者福祉とは何か
- 第2章 市場の失敗と福祉レジーム
- 第3章 世界と日本の「労働者福祉」の歴史
- 第4章 福祉レジームの基礎理論
- 第5章 21世紀初頭の「労働者福祉」をめぐる条件
- 第6章 現代労働者福祉をめぐる課題
- 第7章 未来にむけて-構想と設計-
- あとがき
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                労働経済と労使関係  労働経済学と労使関係論の基礎を習得するためのニュースタンダードを示す最良のテキスト!笹森 清(連合会長/Rengoアカデミー校長/連合総研理事長)推薦! 本書は、「人間」から市場経済をとらえ、雇用・労働の「制度」あるいはルールの形成をめぐる営みと労働組合の役割・機能を点検し、これからの労使関係を考えるうえで必読の書です。 目次- 第1章—労働関連統計を読む
- 第2章—豊かな社会と労働者の暮らし
- 第3章—労働をめぐる市場と制度
- 第4章—労働市場のなりたち
- 第5章—労働経済から労使関係へ
- 第6章—賃金水準と賃金制度
- 第7章—労働のなかの女性と男性
- 第8章—日本的労使関係の変化
- 第9章—労働経済とマクロ・ミクロ経済との関係
- 第10章–グローバリゼーションと労働問題
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                ものがたり戦後労働運動史 Ⅹ  目次- 第53章 全民労協の発足
- 1 統一準備会の論議始まる
- 2 ストなし82春闘
- (1)世界同時不況
- (2)1兆円減税要求
- (3)前年なみ賃上げ要求実現せず
 
- 3 総評民間単産の準備会参加」をめぐって
- 4 国鉄のブルトレ、ヤミカラ、ポカ休問題
- 5 草の根の反核平和運動
- 6 マルとチョンのあいだ
- (1)総評大会の論議
- (2)第3陣3単産加盟をめぐって
- (3)最後のハードル海員組合の「共産党候補」推せん
 
- 7 人事院勧告の凍結・中曽根内閣の登場
- 8 統一労組懇、「階級的ナショナルセンターへ」
- 9 全民労協の結成
 
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- 第53章 全民労協の発足
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                ODAとNGO―社会開発と労働組合 ※ 在庫なし  推薦鷲尾悦也 連合会長 
 永年、労働運動の国際協力活動に関わってきた著者がODAとNGOの実態と今後のあり方を提起した本書は市民運動や労働運動関係者の必携の書です。高木郁朗 日本女子大学教授 
 社会開発の主体としての労働組合に焦点をあて、ODAとNGOの現状と課題を整理した本書は、人間や社会の「質」を重視する現代の開発能力を考えるうえで格好の入門書である。著者より1990年代に入って、次々に、新たな開発理念が登場した。すなわち、持続的開発、社会開発、参加型開発、グローバル・パートナーシップ、などがそれである。 だが、世界の現実は、急激なグローバリゼーションやメガコンペティションの進行、さらには、国際金融面の投機がここに加わって、南北格差をはじめ、国内外のあらゆる格差が著しく拡大している。こうした時にこそ開発協力を本格化すべき先進国は、「援助疲れ」に陥ったり、ODAに対する国民の支持の低下に見舞われたりしている。その結果、自国に都合がよいときにだけ、開発支援をどんどん拡大し、都合が悪くなれば早々に撤退するといった事態すら起こりはじめている。ODA活動が始まって約半世紀を経たいま、このような曲がり角に立たされているODAについて、歴史的にも、国際的にも、原点からその実態を見直しておく必要がありそうである。 また、NGOについてみると、いまでは、開発協力におけるNGOの果たす重要な役割は十分に認知されている。だが、ここでも、NGOの人々が故郷を遠く離れ、僻地で汗を流していることだけで賞賛されるわけにはいかなくなっている。というのも、各国を襲っている経済危機や財政難のもとで、NGOは組織的にも財政的にも苦境に立たされ、いわばリストラの波にさらされているからである。 そこで、ODAとNGOの現実と課題を、現時点で、できるだけ簡潔に確認しておこうというのが本書の意図である。とはいえ、最近、ODAやNGOに関する書物はかなり多い。いまや、「開発論多くして、開発の道、ますます遠し」というべき状況すらみられる。ここにまた、一書を加えることになるのだが、あえて本書を執筆した意図を、以下で簡単に述べておくことにしたい。 筆者は現在、労働組合が設立した開発協力の専門機関であるNGOで働いている。このため、開発途上国の現実を知見する機会も多く、また、内外の多くのNGOと交流する機会もしばしばである。さらに、この組織がODAからの支援を受けているため、その運用にもそれなりに習熟する必要に日常的に迫られている。こうした手探りの経験のなかから浮かんできた、ODAやNGOの実像は、洗練された開発論や公式的な文書で描かれているものとは、率直にいってかなりの距離があることを痛感させられた。そこで、開発協力に関心をもつ人々や、活動を始めようとする人々が、最低限、知っておくべきだと思われるODAやNGOの現実をまとめておくことにした。 その際、本書では、具体的に以下の点に留意した。第1に、できるだけODAの骨組みを明らかにすることである。率直にいって、ODAは、目下、いわばジャングル状況にある。特に、日本のODAは、開発協力が始まった時代の、経済成長支援型の構造を根強く残したままであり、そこに世論や国際的動向に配慮して、社会的視点や参加型開発支援などが、次々に「接木」されてきているといえる。したがって、開発協力にアプローチしようとする者にとって、ODAの実像がまことにわかりがたくなっている。そこで、こうした日本のODAの骨組みと特質を国際的な観点から探ることにした。 第2に、NGOの実像と意義を明らかにすることである。今日、NGOの活動はめざましい。これまでの途上国での活動だけにとどまらず、たとえば、国境を超えてインターネットで結び合い、従来の国益にしばられた開発協力活動の領域を超えて活動している。NGOが、21世紀の開発協力活動の、新たな地平を築くとまでいわれている。だが他方で、NGOは目下、組織的にも、財政的にも、かなりの逆境にあるのも現実である。そこで、こうした内外のNGOの実像を探り、それに基づいて、今日的な意義についてみておきたい。 第3に、以上の分析のうえで、ODAとNGOの関連を検討しておきたい。というのも、これまでは概して、ODAはODA、NGOはNGOという扱い方の文献が多いからである。この両者の関係の鍵となる理念こそが、開発において、人間や社会的視点を重視する社会開発戦略であるというのが筆者の考えである。 第4に、NGOの重要な一翼をになう労働組合による開発協力活動の実態にかなりのスペースをさいた。それは、欧米諸国では、労働組合が開発協力活動をおこなうことは、歴史的にも、社会的に当然のこととされている。だが、わが国では、こうした認識がなお確立していない。その一因は、世界の労働組合の開発協力活動が、わが国ではほとんど知られていないからである。 以上のような観点から、本書は、まず第I章で、開発協力を考える出発点となる、途上国の社会的現実をアジアについてみて、そこでのNGOの活動にふれておく。つぎに第II・章では、ODAの歴史を、社会開発の視点から追ってみた。第III章は、日本のODAの現実について、国際比較を中心にみておくことにする。第IV章では、欧米と日本のNGOの現状と、NGOに対するODAからの支援制度を概観した。第V章の冒頭では、労働組合の開発協力の意義を考え、ついで欧米の労働組合の開発協力活動をみた。最後の第VI章で、日本の労働組合がおこなっている開発協力活動の概況を紹介した。はたして以下の分析のなかで、以上で述べた意図がどこまで満たされたかは、率直にいって心もとない。ぜひとも、本書を読まれた方々のご批判を期待したい。 
