『私の提言』連合論文募集

第7回入賞論文集
佳作賞

小さな命に希望の光を
――今、求められている意識改革――

平本 雅郁 (自営業【観光業】代表)

1.はじめに

 本来、親の愛情をいっぱいに浴びて育つはずだった子供が、親からの虐待を受け、最悪の場合は、尊い命を犠牲にしています。 虐待を受けても親を最後まで信じた天使たちです。
その天使たちの声が、どうして親の心には響かなくなってしまったのでしょうか。
また、非正規雇用の労働者による、無差別殺人が発生しました。 人を危めておいて、「誰でも良かった。」という言葉はもう沢山です。 どうして、このような人の命の重さが分からない人間が増えてきたのでしょうか。
命とは繋がりです。 一つの命には、沢山の繋がりがあります。 この世の命の全ては、この地球に生命が誕生してから、永遠と続いてきた尊いものばかりです。 それらは、全て繋がっているのではないでしょうか。
連合の究極の目的は何か? 私は、人々がしっかりと繋がり、子供たちが愛情をいっぱい浴びて育つことの出来る社会の実現ではないかと愚考しています。

2.希望が持てる社会を実現する前に横たわる問題

 昔、日本は、1億総中流と呼ばれ、格差の少ない国になろうとしていました。 それが、どこで道を外したのか、気がつけば、中流がやせ細り、低所得層が増大し、富裕層も増えるという格差が広がる国になってきています。 その結果、人間関係は今までになく殺伐とし、日本の魅力が色あせてみえるようになってきました。 正に日本が、悪い病気にかかり死に瀕しているありさまです。 そこで希望が持てる社会を実現するために、今、日本で発生している問題のいくつかを見つめていくことから始めたいと思います。

(貧困という問題)
日本の高い貧困率を知らされ多くの国民が驚いたのではないでしょうか。 去年初めて、日本の貧困率が公表されました。 14.6%(1998年)、 15.3%(2001年)、14.9%(2004年)、 15.7%(2007年)。 2004年度の貧困率は、OECD加盟30カ国の中で、日本はメキシコ、トルコ、米国に次いで4番目に高いという結果が出ています。 そして、一人親で働きながら子供を育てている家庭が、日本の貧困の58%を占めているという数字も出ています。 本来なら、このような数字は広く国民に知らされるべきことだったはずですが、されてこなかったという問題も貧困問題の裏側に隠れています。

(自殺者が12年連続で3万人超えという問題) 
自殺が12年連続で3万人を超え、経済生活問題が原因の自殺は、40~50代の男性中高年が最も多く占めているという結果も出ています。 バブルが弾け不景気が進むと、リストラの嵐、就職氷河期による新卒採用の激減、法律改正による非正規雇用労働者の急増などの問題が発生しました。 これらの結果、世の中が殺伐として、人との繋がりもいっそう薄れました。 そのことが、自殺の原因に大きな影を落としているということに間違いありません。 12年間も毎年3万人もの自殺者が出る国になってしまいました。 日本とは、そんなに暮らしづらい国になのでしょうか。

(大量の就職難民問題)
リーマンショック後の世界不況発生による就職氷河期の再来。 大量の就職難民を生み出しています。 たまたまその時期に重なってしまった新卒の若者たちが犠牲になってしまうというこの問題を解決出来なかった責任は大きいと思います。 この就職難民たちの多くが日本の貧困率を上げて行く源になっているのではないでしょうか。 大量の就職難民を生み出した結果、組織の人的構成のアンバランスを生むという問題も発生していると思われます。

(最低賃金が生活保護費より低いという問題)
全国の12都道府県で、最低賃金が生活保護費より低い県が出ています。 労働意識が損なうような現状を放置していて良いのでしょうか。 政府は、早期に全国の最低賃金を800円とするという目標だが、企業側からの反対は依然強いようです。 最低賃金の全国平均は713円、最低は629円、という現状が公平な世の中といえるのでしょうか。 不公平な最低賃金の考えが、深く貧困問題と繋がっているような気がします。

(待機児童急増という問題)
待機児童が大都市を中心に急増するという問題。 2009年4月時点で全国に約2万5000人もの待機児童がいるといわれています。 親が安心して働ける環境の充実こそが、親と子供にとって平和な社会の証ではないでしょうか。 景気の後退が、各家庭の収入を圧迫して、親たちは今まで以上に仕事に時間を費やさなくてはならなくなっている現れだと思われます。 働けども、働けども豊かにならない、ワーキングプアーと呼ばれる人々には、子供を持つことすら許さないという圧迫がはびこっているのではないでしょうか。 

(児童虐待問題)
社会不安の増幅が、弱い立場の児童へ向かうという悲しい時代です。 近年、児童虐待が急激に増えているということは、とても捨てておけない大きな問題です。 日本経済の悪化と反比例するように、児童虐待は急増してきました。 バブル経済崩壊後、労使の信用関係が崩れ、格差の広がりとともに、世の中は荒み、人間関係の希薄が進んだ結果、一番弱い、子供たちが犠牲になっているこの問題を放置していて良いのでしょうか。

(国債乱発の問題)
国債の乱発が続いています。 1965年11月、佐藤内閣が2590億円の国債を発行してから45年間、国債残高は一度も減ることがないまま今に至っています。 今年度は、国債の返済&利払いに、20兆円を超える税金が使われると聞きます。 この国債乱発というその場凌ぎが、いつまで続くのでしょうか。 現役世代が、我々の子孫のことを思えば、国債乱発でその場を凌ぐやり方こそ、形を変えた児童虐待になるのではないでしょうか。

3.それぞれの問題を解消するために、連合は何をすべきか

 上記の問題が、連合の力だけで解消するということは決してありませんが、でも、助けを必要としている人を目の前にして、手をこまねいている訳にはいきません。 “惻隠の情”を発揮する時だと信じています。 昔、藩民の心が荒んでいた米沢藩で、藩民の心に希望の火を点けていった上杉鷹山のように、人々の心に希望の火を灯していくことが、連合に求められている使命ではないでしょうか。 今までの、労働組合運動を飛び出した発想が必要な時代になってきたという自覚が必要です。

 貧困という問題を考えるには、戦後の日本を見つめ直すことが重要です。 戦後の日本は今よりずっと貧困だったことは確かです。 焼け野原になった街に、バラックを建て生活を始めた人々は確かに貧困のまっただ中だったことでしょう。 でも、今と違うのは将来に希望を持って生きていた人が多かったように思われます。 そんな人々が、貧困から抜け出し、中流階級になり、高度経済成長を可能にしたといわれています。 その結果、1億総中流といわれる格差の少ない世の中になりました。 バブルに至って日本の経済は最高点に達し、
そして、儚くシャボン玉のように消えてしまいました。 その後は、生き残りをかけた醜い争いが続き、人々は疲れはてて今に至っています。 生き残りに勝った者と負けた者が分けられ、勝ち組、負け組というような言葉も使われ、格差がはっきりと出ました。 そして、気がつけば日本は、貧困大国に落ちぶれていました。 今の貧困は、ほとんどの人が貧困だった戦後と違い、人が手を差し伸べれば貧困から抜け出すことが可能な貧困です。 15%の国民が貧困なら、残り85%の国民が助けることが出来るのではないでしょうか。 いや、助けるべき事なのです。 “惻隠の情”をもてない国民が85%もいる国に希望はありません。

 連合は、この貧困問題にどれだけ前向きに取り組んで来たでしょうか。 そして、これから、どうこの貧困問題に向かっていこうとしているのでしょうか。 現状を観る限り、連合の貧困問題への取り組み方は、足らなかったといわれても仕方ない結果になっています。 これは、連合が貧困撲滅を第一に考えてこなかったということの裏返しではないでしょうか。 正社員中心の正社員のための労働組合では、すべての働く者と希望は分かちあえません。 まず、連合の組合委員の意識改革を望みます。 そして、組合活動の最優先課題を“労働者の中の弱者を守る”と、いうことにすべきではないでしょうか。 労働者の中の弱者を守るためには、自らの犠牲もいとわないという覚悟が必要不可欠です。 そういった信念が、回り回って己を助けてくれるということを忘れてはいけません。 “自らの犠牲”という言葉で、多くの人の腰が引けてしまうでしょう。 「改革は賛成だが、自分達以外のところでしてくれ!」という考えが溢れるのも分かります。 でも、それでは、何も変わりません。 それどころか、今以上に世の中は悪化していき、不安定な殺伐とした世の中での生活をよぎなくされることでしょう。 現役世代は、そんな世の中でも良いかもしれませんが、今、なにも力のない子供たちやこれから生まれてくる子供たちにそんな世界を残していって良いはずがありません。 これは、現役世代の責任です。 今、出来る最善のことを現役世代は真剣に取り組まなければならない時なのです。 勿論、貧困撲滅には、経営側の意識改革も急務です。 昔ながらに、労働者を人とみないで、労働力程度にしか考えない経営者とは、断然と労働組合は闘っていくべきです。

 1997年から1998年にかけ自殺者が急増しました。 その背景は、バブルが弾け経済が深刻な打撃を受け、金融機関が相次いで経営破綻をした時期になります。 その後、自殺者が12年連続で3万人超えが続いて来ました。 これは経済優先で国がきたことを、多くの国民が誰も疑問に思わなかった結果なのかもしれません。 本当は、セーフティーネットを経済発展と共に発達させるべきところを怠ってきたつけではないでしょうか? そして、連合もセーフティーネット構築に関して今一つ力不足だったことは拒めないのではないでしょうか。 セーフティーネットを今以上に構築出来ていたら、自殺者の減少に多大な貢献をしたのではと思っています。 自殺者を激減させるためには、どのようなセーフティーネットが必要なのか、真剣に議論される時期だと考えています。 “明日は、わが身”という言葉があるように、自殺は他人事ではありません。 あなたの問題なのです! ここでもやはり、国民の意識改革が必要な気がします。 そのためにも、連合が、国民の意識を変えるという使命を再認識する必要があるのではないでしょうか。 連合の構成人員が減ったといえ、675万人もの構成員がいる巨大な組織です。 弱者を守ろうと思う気持ちが一つになれば、想像以上の力を発揮すると信じています。 一つにまとまる力の素晴らしさは、最近では、サッカーのワールドカップ日本代表の活躍や惑星探査機ハヤブサの成功で、日本の国民は実感したのではないでしょうか。 これからの連合は、貧困撲滅とセーフティーネットの構築を車の両輪として、組合活動を押し進むべきだと考えております。

 大量の就職難民問題ですが、セーフティーネットの綻びの良い例です。 景気が悪くなると一斉に採用を控える、夢と希望を持って社会に飛び立とうとしている若鳥たちをいとも簡単に見捨ててはいないでしょうか。 たとえば、ワーク・シェアリングと、同一労働同一賃金という方法で、若鳥たちを守ることも出来たのではないかと考えます。 これは、オランダが不況を脱した方法ですが、同一労働同一賃金とし、パートと正社員の賃金差をなくし、年金、休暇、保険などの待遇も同じにしたことで、パートタイムが増えたそうです。 その結果、全体の賃金は抑制され、失業率も減ったといわれています。 若鳥たちの雇用を守るには色々と方法はあると思います。 大切なのは、若鳥たちの雇用を守ってあげようと思う惻隠の情です。 これこそ、連合は日本経団連との首脳会談を企画し、労使が命がけで若鳥たちを守ることで力を合わせるべきです。 親の愛情を感じなかった子供は、自分が親になると同じ事を繰り返すと聞きます。 殺伐とした今の世の中の原因も、思いやり愛情の欠乏が引き起こした結果ではないでしょうか。 若鳥たちは弱者です。 それを守ろうとしない大人たちは、何のために生きているのでしょうか。 

 生活保護費より低い最低賃金で誰が喜んで働くでしょうか。 賃上げをすると経営が出来ないという理由だけで、最低賃金の上昇を抑えられて来た感じですが、生活保護費を下回るとは如何なものでしょうか。 経営が苦しいのなら、人件費の総計は維持したまま、最低賃金を上げる方法をどうしてとらないのでしょうか。 たとえば、高額な賃金収入のある者から賃金の減額をして最低賃金の上昇を助けるとか、先進国の中で高いといわれる日本の法人税を減税する前提で全国最低賃金を上げるとか、社会の底辺で生きている人々を助けたいと思う気持ちがあれば実現可能なことだと思います。 最近、経営者の高額報酬が公表されましたが、経営者側から、この高額報酬支払に関して納得いく説明がされたでしょうか。 日本で最高額の報酬を貰った、ゴーン氏の報酬に対するコメントが、「日産はグローバル企業であり、決して高くない水準だ」、「多いか少ないかは言えない。 事実を申し上げるだけだ。」だと聞きます。 今、経営トップは、高額報酬を貰う前にすべき事があるのではと考えます。 裾野で経営を支えている非正規雇用者や低賃金で働いている者を優先に、利益の分配を考えてこそ本当の経営者と呼ばれるのではないでしょうか。 反対に損失が出た時は、トップから身を切る覚悟が必要ではないでしょうか。 広く世の中を観ると、本末転倒の経営者が多い気がします。 先憂後楽こそが、経営者たる姿ではないでしょうか。 連合には、“弱者に思いやりを持ってくれる”、そんな経営者を増やすための運動を期待致します。

 待機児童を持つ親にとって、安い費用で、安心して子供を預けることが出来る場所が、身近にあるということは、夢のような話なのかもしれません。 誰もが、安心して働くことが出来る環境を作りだすことが連合の役割ではないでしょうか。 まず男性の意識改革が重要だと思います。 特に、子育てを女性まかせで、子育てを体験していない男性が多いことが、待機児童急増問題解決の核心に迫らない原因ではと考えております。 2008年度の調査で、育児休暇の取得率が、女性が約90%に対して、男性は約1%と聞く。 また、取得したいと希望している男性は約30%いるという調査結果も出ています。 改正育児・介護休業法で育児休暇を取る権利は保障されているはずが取れないという問題です。 これは、日本の経営トップに女性が少ないということが、弊害になっているのではないでしょうか。 子育ての重要さや大変さを分かっていれば、男性の育児休暇を後押しすれど、育児休暇が取れない雰囲気を作るようなことはしないでしょう。 子育ての重要さと大変さを本当に理解すれば、社会全体が、子育てに協力できる体制に変わっていくのではないでしょうか。 連合には、男女の育児休暇取得100%を目標に運動を強化して欲しいと願っています。 経営トップには、親が子供と過ごすことのできる時間が、いかに大切な時間かということを理解してもらいたいと思っています。

 小さな生れし赤子を手にした時、誰もが幸せな気分に満ち溢れることでしょう。 母親は特に、乳を飲ます時には父親以上の愛しさと喜びを子供から感じると聞きます。 きっとその時、子供も母親の愛情を全身で感じていることでしょう。 それが最近、我が子を、命をかけて守るべき親が、我が子を虐待するというやりきれない事件が多すぎます。 いたいけな子供たちが、一方的に愛情を切られ、苦しめられるという非情な振る舞いは許されるべきではありません。 最後まで親の愛情を疑わずに、天に召された子供たちの気持ちを思うとたまりません。 その子供たちのためにも、我々は立ち上がらなければいけないと思っています。
児童虐待が頻繁に出てくる世の中にしたのは、我々みんなの責任です。 数字という魔物に踊らされてきた結果ではないでしょうか。 戦後、ひたすらGNP(国民総生産)を追いかけてきた日本の現状を観れば、GNP成長の為に失ってしまったものが、いかに大きかったかと反省せずにおれません。 これからは、GNPでなくGNH(国民幸福度=Gross National Happiness)を意識してみてはと思っています。 連合には、一番助けを必要としている弱者を見失わない姿勢とすぐに助けることの出来る素早い行動を切に願っています。

 沢山の日本国民が病んでいます。 そして、日本国自体が大きな病です。 正しく国債の乱発がそれを物語っています。 国債残高がGDP(国内総生産)の2倍になろうという日本国の財政事情は如何なものでしょうか。 45年間のつけが多くの国民の気持ちを萎縮させている元凶ではないでしょうか。 船に穴があけば、そこを塞ぐのが先決です。 そんな時に、船員が船長に船室の窓が割れているからそっちを先にしてとは言わないでしょうし、言ったとしても聞く耳を持たないでしょう。 日本丸に穴があき、国債という水がどんどん流れ込んでいる状況を思えば、やるべき事は誰でも分かるはずです。 なのに、今の日本を観ると、穴を塞ごうとする気配を感じられません。 まるで、船長不在の船の中を、船が沈むといって船員が船の中を、なにもしないで走り回っているように見えます。 いや、船員が走り回っていれば、まだましかもしれません。 日本丸は沈まないと思い、デッキで船員たちは日光浴を楽しんでいるふうにも見えます。 連合には、この国債乱発を止める防波堤になってもらいたいと願っています。 現在の子供たちやこれから生まれてくる子供たちの為にも、現役世代が痛みを背負わないといけないのではないでしょうか。 

 これらのことを連合が守ってこそ、正義を愛し、不正・不公正と敢然と闘った山田精吾氏の遺志を継ぐことになるのではないでしょうか。

4.最後に、私の思いを

 希望の始まりは、弱者に手を差し伸べることです。 なぜなら、差し伸べられた人間も、差し伸べた人間もそこに希望の光を観ることができるからです。 希望、なんと素晴らしい言葉でしょうか。 南アフリカで開催されたサッカーのワールドカップの開会式で、ネルソン・マンデーラ元大統領からのメッセージが読まれ、”We can create hope!” (我々は希望を創造することが出来る。) という言葉がメッセージの中に入っていました。 人種差別と闘った人からの重い言葉です。 

 世の中は、グローバル化の波を受け、急激なスピードで変わっていっています。 変化に対応出来ないものは、滅んできたという厳しい掟も、地球の歴史を振り返ると見えてきます。
今、革新の時です。 変わらなければいけない事は、変わらなければいけないという厳しい現実を受け入れ、変化の向こうに希望を見出す英知を育む努力を続けることが、大切なことだと思っています。 ただ、どんな状況になっても変わってはいけないことは、弱者を最優先で守ろうとする気持ちです。 それが出来れば、グローバルの荒波に呑まれることなく、乗り越えていけるのではと愚考しております。 弱者は常に、変化の最初の犠牲者になりがちですが、しっかりしたセーフティーネットの構築と荒波の前に立って弱者を守ろうとするトップの姿勢があれば、世の中を良い方向へと変えていくことが出来ると信じています。 

 最後に、企業が上手くマスコミを利用しているように、連合も企業並みのマスコミ活用で、存在意義を広く国民に訴える必要があるのではないでしょうか。 連合の存在意義が広く国民に支持されれば、構成員は自ずと増えていくことでしょう。 勿論、“弱者の救済を第一に考えた組織だ”という事を前面に出す必要はあります。 常に、弱きものの味方であり続ければ、連合の構成員は増えこそすれ、減ることはないでしょう。

 今、本当に必要なことは、小さな命に希望の光をあたえることではないでしょうか。

以上

参考資料
新聞インターネット版(朝日新聞、読売新聞、産経新聞、日経新聞、あらたにす)
鎌田實ブログ(なげださない)
童門冬二著 (小説 上杉鷹山)
緒方知行著 (鈴木敏文に学ぶリーダーの条件)


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