ものがたり戦後労働運動史刊行委員会 編
（社）教育文化協会 発行
四六判／266頁／本体価格1,800円+消費税
連合新書2
片山内閣から民主化運動の結集へ
第Ⅱ巻は、２・１ゼネスト挫折後、労働基準法制定、労働省発足などをみる一方、総選挙をへて成立した片山連立内閣下の労働運動のはげしい左右抗争からスタートします。産別民同の結成を機に一気にふきだした組合民主化運動ですが、政府・経営側の反転攻勢のなか、争議の敗北、各単産の分断もつづきます。
ものがたり戦後労働運動史 Ⅱ 目次 第７章 片山連立内閣の成立
１ 全労連の発足
２ 総選挙への道
３ 社会党の大躍進
４ 片山連立内閣の発足第８章 片山内閣下の労働運動
１ 産別会議の自已批判
２ 電産、国労、日教組の再編・結成
３ 経済緊急対策と1,800円ベース
４ 総同盟の統一提案と産別大会
５ 労働省の創設
６ 全逓のヤマネコ闘争
７ 国鉄反共連盟
８ 石炭国管と炭鉱労働戦線
９ 産別会議第３回大会
10 総同盟の組合民主化宣言
11 片山内閣の崩壊第９章 組合民主化運動の展開
１ 芦田内閣の成立
２ 産別民同の旗あげ
３ 全逓、全官公の３月攻勢
４ 民間労組の３月攻勢
５ 「大金属」構想の展開
６ 日経連の結成と経営権の回復
７ 東宝争議の死闘
８ 組合民主化運動の展開
９ 産別民同第１回全国大会
10 総同盟の全労連脱退第10章 政令201号
１ 西尾問題と青票問題
２ マッカーサー書簡と政令201号
３ 職場離脱闘争
４ 民同派の結集
５ 芦田内閣の崩壊
６ 総同盟の左旋回
７ 産別会議第４回大会
８ 民間労働組合の動向第11章 ドッジ旋風と産業防衛
１ 経済９原則
２ 1949（昭・24）年１月総選挙
３ ドッジ・プランと労働組合法の改定
４ 全労会議準備会と社会党第４回大会
５ 東芝争議
６ 騒然たる５月～６月
７ 「人民電車」走る
８ 広島事件・平事件
９ 下山事件と三鷹事件
10 東芝争議と松川事件
11 ニコヨン制度の発足第12章 分断と統一
１ 指令ゼロ号
２ 全逓の分裂
３ 各単産の左右抗争
４ 総同盟と独青問題
５ 産別会議と新産別
６ ハンガー・ストライキ
７ 全国労働組合統一準備会
８ 国際自由労連と空飛ぶ５人男
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